小林国際特許商標事務所ブログ

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新旧の元号の商標登録は原則不可 商標審査基準を改訂

特許庁は、商標審査基準を改訂し、新旧の元号は原則、商標登録で
きないことを明文化しました。
https://www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/14th_kaitei_h31.htm

商標審査基準は、特許庁が商標登録出願の審査をする際の基準とし
て定めているものです。従来の審査基準では現元号以外の元号は商標
登録ができると解釈される可能性がありましたが、今回、商標登録で
きない対象について、「元号として認識されるにすぎない場合」と明
記し、過去の元号だけでなく、今年新しく決まる元号についても原則、
登録を認めないことを明確にしました。

実際の審査では、平成だけでなく昭和などの過去の元号でも商標登
録を制限しています。例えば、「昭和まんじゅう」(指定商品: 饅頭)
などは元号として認識されるため却下されています。
ただ、「元号を含む商標は全て登録とならない」というものではあ
りません。元号を含む商標であっても、世の中にすでに広く知られた
社名などは例外的に認めています。例えば、大正製薬、明治ホールデ
ィングス、昭和産業などがあります。
元号と認識されたとしても、長く使用された結果、利用者が特定の
企業や商品だと認識できるように至った場合に限り、例外として登録
を認める可能性があります。

今年5月1日に行われる改元では、新しい元号が4月1日に発表さ
れる予定です。新元号が公表された場合、元号に関連した商標登録の
申請が多く出される可能性があります。昭和から平成への改元の際に
は、元号を含む商品や社名などの登録申請が相次いだことを受け、特
許庁では、審査基準を改訂することで、商標登録をめぐる混乱や、元
号を利用した便乗商法を防ぐ狙いがあるようです。

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